令和6年12月6日(金)から9日(月)まで、本校2学年の生徒たちが、日本の地域や文化の理解の促進、社会性やコミュニケーションの向上、日本の歴史や地域の文化への理解を目標に3泊4日で沖縄県へ見学旅行に行きました。
初日の12月6日は、万座毛の海岸から夕日や岸壁、珊瑚の海を眺める予定でしたが、航空機の遅延により到着が遅れ、残念ながら日没後の到着となってしまいました。それでも生徒たちは、出発前に見た雪降る北海道とは違う美しい海を取り巻く風景から沖縄らしさを感じ取ったようです。
2日目は、美ら海水族館の見学とマリンスポーツ体験でした。
美ら海水族館では、北海道では見られない色とりどりの生き物や大迫力の展示方法に感嘆のため息をこぼす生徒が多々見られました。
マリンスポーツ体験では、シーカヤック、グラスボート、バナナボートと海を満喫できるメニューを、海に入れない生徒はシーサー作成を体験しました。天気には恵まれませんでしたが、それでも北海道の12月とは比較にならないほど温かい海で、珊瑚礁の大切さと海のアクティビティの楽しさを全身で体感できたようです。
心地よい疲れを纏い、ホテルに帰ってからはBBQに舌鼓を打っていました。
3日目は、平和学習と沖縄の歴史等について班ごとにタクシーに乗り込み、沖縄を縦断しました。事前学習として班員と協力して、決められた時間内に沖縄についてより多くのことを学べるよう計画を練っていました。
タクシーを降りてからは、地上戦で焦土と化した沖縄で、いち早く復興を遂げ「奇跡の1マイル」と呼ばれた国際通りに行き、エネルギッシュな沖縄の繁華街を見学しました。
4日目は、火災により焼け落ちてしまった首里城の再建についてガイドさんからお話を聞き、首里城公園を散策した後、北海道への帰路に向かいました。新千歳空港からは、生徒達は思い出とお土産をたくさんバッグに詰め込んで家路についていました。生徒達もこの経験を経て、一回り大きく成長することができました。このような教育活動に多大なご支援いただき、保護者の方々、旅行業者の方々を始め関わってくださった多くの方々に心より感謝申し上げます。