学校紹介

校名・校章・校訓・教育目標の由来

 昭和57年4月1日に北海道北広島高等学校に「開校準備事務室」が設置され、その後、開校事務取扱(兼務含む)のスタッフにより、「校名」「校章」「校訓」「教育目標」が検討され、決定された。

 「校名」:昭和59年に開基100年を迎えた広島町(現「北広島市」)の躍進にはめざましいものがあり、平成8年度より「北広島市」として新たな出発を始めた。このように将来の発展が見込まれた「北広島」を校名に用いたのは、このような理由からである。さらに、学校の所在地が当時「広島町西の里」(現(北広島市西の里」)であるところから、地名の頭文字「西」を付して「北海道北広島西高等学校」と命名した。

 「校章」:校章の地文様は、四季を彩る北広島市の木「かえで」である。「かえで」は、市内に残存する原始林に繁茂する樹木であり、しかも、北海道を代表する樹木でもある。また、すくすく成長する若人を象徴するかのような樹木でもある。
 中央には、北海道のイニシャル「H」を図案化してある。これは、かつて学校の各階から望見できた北海道開拓100年記念塔の雄姿でもあり、先人の労苦を偲びつつ大地にしっかり足をおろし、天にむかって伸びようという気迫を表現したものである。

 「校訓」:校訓は、教育目標を達成するための方途を示す内容と、生涯にわたっての人生訓になるものをと考えて資料検討を行い、後漢書にあることば「有志者事竟成」(志有る者は、事ついに成る)を得た。このままでは校訓として長すぎるので、四字熟語を考え出し 『志行必成』(志して行えば、必ず成る)とした。

 「教育目標」:教育目標は、「豊かな心」「健康」「責任感」「向上心」「実践力」など、本校に、入学が予想される生徒像を踏まえるとともに、本校の未来にも思いをはせて様々な面から検討を行った。最終的には、「心情」「責任感」「実践力」の三つにしぼられたが、その背景には次のような考えがあった。
 「心情豊かな人間」:戦後30余年の歴史の中で、「心の豊かさ」が失われつつあるという指摘を踏まえるとともに、未来に向けて、人間が失ってはならないものとの認識に基づくものである。
 「責任感のある人間」:現代っ子の短所を分析し、その足らざるを補うという意味と国際舞台での日本人に最も必要な資質と考えた。
 「実践力のある人間」:積極的な行動を通して自己の向上を目指す態度と社会のために貢献できる実践力の育成が重要であると考えた。

(参考資料:創立30周年記念誌「北広島西高の30年の歩み」)


本校の沿革

昭和57年 4月 1日  北海道北広島高等学校に(仮称)北海道広島地区高等学校開校準備事務室を設置
昭和57年 6月 8日  校舎建築第1期工事着工
昭和57年12月 8日  課程 募集人員等決定 全日制、普通科、10間口(450名)
昭和57年12月28日  校名決定「北海道北広島西高等学校」
昭和58年 4月 8日  開校式及び第一回入学式挙行
昭和59年 2月13日  校舎建築第2期工事着工
昭和59年 5月19日  校舎建築第3期工事着工
昭和60年 9月28日  校舎落成記念式挙行
昭和61年 4月 1日  1間口増設(11間口となる)
平成 4年 4月 1日  1間口削減(10間口となる)
平成 4年 9月26日  創立十周年記念式典挙行
平成10年 2月 9日  第1屋内体育館暖房工事着工
平成10年 8月26日  第2体育館工事着工
平成10年12月15日  身体障がい者トイレ完成
平成11年 3月26日  第2体育館完成
平成11年12月10日  第2屋内体育館外溝工事完了
平成13年 4月 9日  1間口削減(9間口となる)
平成14年 9月28日  創立二十周年記念式典挙行
平成15年 1月17日  校内LAN整備
平成16年 4月 9日  1間口削減(8間口となる)
平成19年12月 7日  校舎大規模改修工事(1期)完了
平成21年 1月29日  校舎大規模改修工事(2期)完了
平成24年 9月22日  創立三十周年記念式典挙行
平成25年 7月25日  道都大学と高大連携協定集結
平成27年 9月18日  防災棟着工
平成28年 3月24日  防災棟工事完了
平成28年 4月 1日  1間口削減(7間口となる)
平成29年 4月 1日  1間口増設(8間口となる)
令和 2年 4月 1日  1間口削減(7間口となる)
令和 3年 4月 1日  1間口削減(6間口となる)
令和 4年 4月 1日  1間口削減(5間口となる)